CVR(Conversion Rate / コンバージョン率)とは、サイトへのアクセスのうち、実際に購入・会員登録・問い合わせなどの目標行動(コンバージョン)を完了した割合です。
計算式は次の通りです。
CVR = コンバージョン数 ÷ セッション数 × 100(%)
例:1,000セッション中20件購入 → CVR = 2%
ECサイトのCVRは業種・流入チャネルによって大きく異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
| 業種 | CVR目安 |
|---|---|
| ECサイト全体平均 | 1〜3% |
| ファッション・アパレル | 1.5〜2.5% |
| 食品・飲料 | 2〜4% |
| 家電・デジタル | 0.5〜1.5% |
| 美容・コスメ | 2〜5% |
自社のCVRがこの範囲を大きく下回っている場合、ファネルのどこかに詰まりがある可能性があります。
CVRを「全体の数字」として見るだけでは改善できません。購買ファネルを段階に分解し、どのステップで離脱が起きているかを特定することが重要です。
各ステップの通過率を測定し、最もドロップオフが大きい箇所から優先的に改善します。
LPのファーストビューと広告の訴求がズレていたり、表示速度が遅い場合に直帰が増えます。直帰率が55%を超えている場合は要注意です。
一覧ページから商品ページへの誘導が不十分だと、PDP到達率が下がりCVRに直結します。
送料の表示タイミング・決済手段の少なさ・ゲスト購入の非対応がカゴ落ちの主因です。
入力項目が多いほど離脱率が上がります。Amazon PayなどのワンクリックUI導入が有効です。
ポイント:「どこが一番詰まっているか」を数字で特定してから施策を打つ。感覚ではなくデータで優先順位を決めることが改善速度を上げる鍵です。
具体的には、各ファネルの指標を業界ベンチマークと比較し、ギャップが最も大きいステップを最優先で改善します。このアプローチを自動化したのがVeltioです。